苺(いちご)の真実
店長の伊東です。
今年の苺(いちご)は今週までのご用意です。
写真は、『今朝』収穫したばかりの完熟苺です。
苺の真実 と題し、『えっ!そうなの!』と思ってしまう
話題をご紹介します。
完熟しない状態で苺は収穫される
これ知った時には衝撃でした。一般的にスーパーや市場で
販売される苺は、100%とは言いませんが、ほぼこういう苺です。
理由は、『物流』です。
収穫してから、流通の過程を経て顧客の目に触れる迄に
4~5日前後かかります。
その為、完熟した状態でもし苺を収穫すると物流の過程で
痛んでしまい、商品・売り物にならないのです。
青獲り と言われるもので、まだ苺が完熟していない固い状態で
収穫をされ、流通の過程で赤くなります。
見るからに『青い』状態です。こんなのを収穫してしまいます。
(※これは農家さんに協力頂き、撮影させて頂きました。)
収穫した時点から、糖度は増しませんので当然美味しくありません。
完熟苺をご用意しています!
ポッシュ・ドゥ・レーヴでは、完熟苺をご用意しています。
創業来、市場から仕入れる苺の品質の悪さに不満がありました。
色々と調べ、勉強するうちに『物流』が壁になっている事を知ります。
『やっぱり品質の良い苺を使いたい!』
そこで、もうこうするしかない!という結論に至ります。
苺農家さんから直接仕入れに切り替える
市場を介さず、完熟した苺を農家さんから直接仕入れるしかない!
市場から苺を仕入れるのを辞めました。
車で往復2.5時間かけて苺を受け取りに・・
市場から仕入れると何といっても、「楽」です。
配達して頂けるので「とっても楽。ありがたい!」
しかし、農家さんは配達などやれる暇があるはずがありません。
よって、今は農家さんへ苺を受け取りに行ってます。
車で往復2.5時間かかりますが、その日朝に収穫したばかりの
完熟苺(TOP写真)をご用意頂いています。
苺農家さんのご協力により!
私達の想いを汲んで頂き、お取引を頂ける農家さんが見つかりました。
完熟しているという事もあり、スーパーなどで見かける
『パック入り』では、すぐに痛んでしまいます。
その為、手間もコストも農家さんとしてはかかる写真のような
ソフトパックという形でご用意を頂いています。
一粒一粒を大切に作られているので、私達としても「パック入り」
でガサっともっていくのではなく、大切に扱いたいのです。
藤本さん、有難う御座います!
(藤本さんについてはまた後日ご紹介します。)
今週で、苺のショートケーキは終了です。
また、12月頃に開始する予定です。
夏場は、苺は当店では取り扱いません。
夏場でも苺のケーキは見かける事があると思います。
なぜ、ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋では扱わないの?
また別の機会にお伝えできればと思っています。