お年賀の焼き菓子ギフト
店長の伊東です。
もう少しで12月、師走です。
洋菓子店は1年で最もあわただしくなる時期です。
今は、お歳暮の時期ですが、お歳暮が終わるとお年賀で
焼き菓子をご利用頂く事が多くなります。
今回は、お年賀についてと、よくご利用頂く
焼き菓子ギフトについてご案内したいと思います。
お年賀とは?
まず、「そもそもお年賀とは?」ですが、
新しい年神様をお迎えして祀ることが起源と言われています。
年始の挨拶として神棚などへお供えをするために、「御歳魂(お年玉)」を持っていく習慣から始まっています。
それが手土産を持参する形に変化し、「お年賀」と表書きして
贈られるようになったと言われています。
お年賀とは、「今年もどうぞ宜しくお願い致します」という
気持ちを込めて年始回りの際に挨拶の品物として持参するものを指しています。
その為、当店でも年末に近づきますと、お年賀で焼き菓子のご利用を
頂く事がとても多くなります。
お年賀の時期は?
正式には、三が日(1月1日~3日)に、年始挨拶の品として
持参し、手渡しをするのが通例です。
遅くとも、松の内(1月6~7日)迄に、訪問して手渡しをする事と
されています。
お年賀渡しそびれた際は・・
松の内を過ぎた際は、
寒中見舞い
として用意する事とされています。
お年賀ギフト例
熨斗をつけた商品例です。
外熨斗にするお客様が多い印象です。
やはり、熨斗があるとないとでは、商品の印象が全く
といってよい程異なります。
熨斗は、当店のオリジナルデザインのものです。
紙質、手触りもよく、受け取った方が良い印象を
受けて頂けるように様々な種類の紙を試し、この紙に
行きつきました。
お年賀の熨斗について
では、ここでお年賀の熨斗を商品につける動画を
簡単にご紹介します。
1分程度の簡単な動画ですが、このように1箱1箱丁寧に
ご用意させて頂いています。
作り手にとっては、沢山お作りするお菓子ですが、お客様
にとっては、その商品は1/1です。
その気持ちを大切にし、1つ1つ丁寧にご用意しています。
いかがでしたでしょうか。
斜めにおつけすると見た目が悪くなりますし、裏面はテープで
貼りますが、そのテープも斜めになると途端に大切に扱われて
いないという雰囲気が出てしまいます。
その為、自分の大切な人に対して贈るものという気持ちで
お客様の気持ちになって、1箱1箱ご用意する事を心がけていこうと
いつも話しています。
まだまだ十分には出来ていないかもしれませんが、目指す所は
変わりません。
まとめ
①1月1日~3日に基本的に持参に手渡しをする
②遅くとも松の内(1月6~7日)迄に持参に手渡しをする
③今年もどうぞ宜しくお願いします という気持ちを大切に
④松の内を過ぎてしまったら、「寒中見舞い」を利用する
習慣など色々とありますが、大切なのは「気持ち」だと思います。
気持ちが伝わる渡し方、言葉が一番大切で、私達はそのお客様の
気持ちがより伝わるよう、大切にお菓子、商品をご用意する事だと
思っています。
以上、お年賀についてでした。
有難う御座います。