定休日・生菓子販売日の変更について2022年1月10日~
店長の伊東です。
2022年1月10日(月・祝)より以下の通りに変更いたします。
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火曜定休を「月曜定休」に変更
1月10日(月・祝)は定休日となります。
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生菓子の販売日を「木曜日から土曜日」に変更
火曜・水曜・日曜は基本的に焼菓子のみの販売となります
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バースデーケーキは、木曜から日曜までに変更
日曜日はホールケーキ(バースデーケーキ)は若干ですがご用意したいと思っています。「やっぱり日曜日は家族でケーキを囲んで幸せな時間を過ごして欲しい」とシェフが考えるためです。
できる限りのご用意とはなりますが1台1台、大切にご用意いたします。
今回の主旨についてご説明いたします。
当店ではシェフを始め製造、販売に関わる全員が女性で主婦が大半です。
また、育児をしながら働いています。
日曜日を生菓子販売とすることで、毎週のように子供を親に預けてからの出勤や、子供や家族との時間を犠牲にして働くという状態が続いていました。
「日曜日は保育園もないし、どうしてもシフトに入れない」
ということもよくあります。
パート・アルバイト(PA)がシフトに入れないとなるとその分、社員、シェフ、その他のPAへの負担が増します。
そんな状況もあり、商品提供の遅れ、お客様をお待たせすることになるなど、充分な商品やサービスの提供が難しくなってきています。
「なぜ開店時にケーキが無いんだ!」
とお叱りを受けることもあります。
この点については4年前からずっと何度も状況はお伝えしてきているのですが・・・・・
「このままの状況を続けて良いのか?」
私自身、色々と考えました。
お菓子を作り、提供する側の人間は様々な犠牲を払い、カツカツの働き方をしている。
家族でどこかいったり、子供との時間を大切にしたりすることは多くの家庭はやはり週末になる。
シェフ自身もそうです。
週末は特に忙しくなります。
当然、幼稚園はありません。
朝から夕方まで私一人で子供と過ごします。
「本当はもっと母親といたいのだろうな・・」と感じることはあります。
仕事<<<家族
私はそう思っています。
仕事は替えがききますが、家族は替えがきかないからです。
そこでケーキ屋としてはあり得ないことですが「日曜日の生菓子をやめる」ということにしようと思うに至りました。当然、お店としては売上は落ちます。
しかし、シェフや子育て中の主婦である働き手としてはとても良いことだと思うんです。
日曜日は働くにしても短時間だけ。
基本は休む!!
あとは家族や子供との時間、その他自分の余暇に費やす。
そして、
働く時は全力で仕事に取り組む。
こういう方がよっぽど良い仕事ができるような気がしませんか?
心にも幾分の余裕もできるはずです。
「心の安定」は「良い仕事」「良いお菓子作り」につながるはずです。
結果、お客様により良い商品やサービスをお届けすることにつながると思っています。
日曜日は生菓子販売をやめる分、木曜日を生菓子販売日として追加します。
木曜日を生菓子販売日とすることで、保育園などの利用もしやすくなりシフトにも入りやすくなります。
お店の運営も今よりは安定するはずです。
お客様にはより一層、良い商品、サービスをお届けできるよう皆で努力してきます。
まだまだ未熟で、道半ば過ぎますがどうか温かい目で見て頂けますと幸いです。
宜しくお願いいたします。